こんばんは。
今回は日向翔陽も変人速攻を捨てるレベルの備忘録です。
Adobe Creative Cloud(Adobe CC)コンプリートプランが、また値上がりするそうです。
Adobeさん、もう勘弁して下さい…
と思ったのですが、どうも今回は単純な値上げではないようです。
なんとコンプリートプランが新しく「Creative Cloud Pro」となり、さらに一部機能を減らした廉価プラン「Creative Cloud Standard」が新しく爆誕するようです。
これは名采配。
プランの切り替えは2025年8月1日から
早速ですが来月にはコンプリートプランが新プラン「Creative Cloud Pro」に自動で移行します。
気になるお値段は、どん。
| Creative Cloud Pro (旧 Creative Cloud コンプリートプラン) |
Creative Cloud Standard (新しいプラン) |
|
|---|---|---|
| 個人向け 年間契約、月々払い |
¥9,080/月 | ¥6,480/月 |
| 学生・教職員 年間契約、月々払い |
¥4,180/月 (初年度は¥3,280/月) |
プランなし |
Proたけぇ!
ついに9,000円代の大台に跳躍、これは小さな巨人ですわ。
逆にStandardはこれまでより安くなりますね!ありがてぇ。
なおStandardは学生・教員向けのプランの提供は無いそうです。
僕、これまでお世話になったコンプリートプランに別れを告げ、Standardに切り替えをケツイ。
ProとStandardの違いを比較

Standardでは、コンプリートプランで利用できるアプリをそのまま全部利用可能です。
フォトショやイラレはもちろん、Premiere ProやAfter Effects、Acrobat ProにLightroomなども含まれるほか、Adobe StockやAdobe Fontsも含まれています。
あれ・・・公式サイトの「全てのアプリ」にXDが無い・・・XDは・・・?
「安心して下さい、入ってますよ!」
安心しました、これで心置きなくプラン変更できます。
というかStandard充実しすぎでは?
違いを比べてみました。
比較表
| Creative Cloud Pro | Creative Cloud Standard | |
|---|---|---|
| デスクトップクリエイティブアプリ
Photoshop、Illustrator、InDesign、Premiere、Acrobat など、20 種類以上のデスクトップアプリケーション |
利用可能 | 利用可能 |
| モバイルおよび web クリエイティブアプリ Photoshop、Lightroom、Illustrator、Acrobat などのモバイルアプリと web アプリ |
フルアクセス | 一部制限あり
(次表参照) |
| 標準の生成機能 Photoshop の生成塗りつぶしなどの機能を使用して画像やベクターを生成 |
無制限のアクセス | 25 クレジット/月 |
| プレミアム生成機能 Firefly のテキストから動画生成や音声を翻訳、Premiere Pro の生成延長などの機能を使用して、ビデオとオーディオを生成 |
4,000 クレジット/月で、5 秒の動画を最大 40 本生成、または最大 14 分の動画と音声を翻訳 | 利用不可 |
| アドビ以外の生成 AI モデルを使用する選択肢 | OpenAI GPT、Google Imagen、Veo、Flux など | 利用不可 |
| クラウドストレージ | 100 GB | 100 GB |
使えるアプリ比較
| アプリ | Creative Cloud Pro | Creative Cloud Standard |
|---|---|---|
| Acrobat | フルアクセス | フルアクセス |
| Adobe Express | フルアクセス | フルアクセス |
| Adobe Fresco | フルアクセス | フルアクセス |
| Adobe Podcast | フルアクセス | フルアクセス |
| Illustrator web(Beta) | フルアクセス | フルアクセス |
| Photoshop Express | フルアクセス | フルアクセス |
| Premiere Rush | フルアクセス | フルアクセス |
| Adobe Firefly | フルアクセス | 標準の生成機能のみ |
| Lightroom モバイル版 | フルアクセス | 基本機能のみ |
| Photoshop iPad 版 | フルアクセス | 基本機能のみ |
| Photoshop iPhone 版 | フルアクセス | 基本機能のみ |
| Photoshop web 版 | フルアクセス | 利用不可 |
| Illustrator iPad 版 | フルアクセス | 利用不可 |
| Lightroom web ギャラリー | フルアクセス | 利用不可 |
ふむ、主に
- Webアプリ、モバイルアプリを使うかどうか
- AI生成機能を使うかどうか
の2点で判断すると良さそうです。
Webアプリ、モバイルアプリを使っている方はStandardでも問題ないか要チェックや!
あとはAI生成を使いたい方はパワーアップ版のProプランを、そうでない方は廉価のStandardプランを選ぶ感じですかね。
詳しい比較情報などはAdobe公式サイトに載ってます。
Adobe公式はサイト見にくいから探すのも一苦労
■プラン比較
■アプリ比較
Standardに乗り換える手順
さて、では早速プランを乗り換えてしまいましょう。
まずはご契約中の Adobeアカウントの画面にログインします。

ログインしたら「プラン管理」をクリック。

「プラン変更」をクリック。
※「プラン変更」が表示されない場合は、支払いが処理中になっている可能性があるので、時間を空けて再度試してみて下さい(それでも表示されない場合は、支払いにトラブルが発生している可能性があるのでサポートに問い合わせして下さい)

Adobe IDのログインが求められたら、そのままログインして下さい。

現在のプランと、他に変更できるプラン候補が表示されます。
「Creative Cloud Standard」があるので、「プランを選択」します。

プラン変更の内容が表示されます。
即日でプランが切り替わるようで、差額は返金されるようです。これ何気に良心的なのでは。
「同意して購入」をクリック。

はい、無事にプラン変更が完了しました!
簡単でしたね。
さすが一流企業はUIも親切。
余談
単に値上げするだけでなく、AIを活用するプランを盛り込みユーザーに選択肢を与えてくれるのは有難いですね。
全然関係ないですけど、最強デザインツールでおなじみFigmaが上場するらしいですね。
一次はAdobeが買収するという話が出ていましたが、これはFigmaが独自の覇道を進むことになるのか、それともAdobeと手を取り合う未来があるのか。。
どっちにしろまだ仕事でAdobe XDバリバリ使う機会があるので、XDは延命して欲しいですね。。
XD「おれが一番長くコートに立ってやる・・・!!」

